妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日藝(弘経寺)

にちげい #3040

日藝(弘経寺)

にちげい

(生没年未詳)
弘経寺に住す。その伝不詳。
室町中期以降、日蓮団は王侯をも除外しない不受不施制を樹立していった。
なかでも久遠成院日親は祈願所・勅願所等として寺領を受けることも否定する強力な不受不施義を主張した。
これに対し、団の長老でありかつ学匠であった弘経寺日藝は、大聖院日延・真如院日住・正行院日源らと共に反対の立場を示した。
さらに日親の『伝燈鈔』によると、京都妙本寺の衆徒勧学坊が比企谷妙本寺における談義で、日像の謗供受容を説き、四条門流で謗施不受を説くのは師匠向背であると論じたことに対し、日親はこれの事実当否とそれに対する反論を難詰したが、四条門流の弘経寺日藝は、妙覚寺日延・本覚寺日住・妙覚寺日源と共に返答はしなかったという。
《宮崎英修『不受不施派の源流と展開』》

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