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三陀羅尼

さんだらに #249

三陀羅尼

さんだらに

三箇の陀羅尼のこと。
陀羅尼とは、サンスクリット語のdhāraṇīで総持・能持・能遮などと訳す。
法を心にとどめて忘れず、法を起さしめないすぐれた能力をいう。
大智度論』第五に「略説せば五百の陀羅尼門あり。 若し広説せば則ち無量なり」といい、広義にはいろいろな意味を持つことを明かす。
その中で次の三陀羅尼を説く。
(1)「聞持陀羅尼」この陀羅尼を得れば、聞くところの一切を忘れることがない。
(2)「分別陀羅尼」この陀羅尼を得れば、一切のものごとについて正しく見て分別し誤ることがない。
(3)「入音声(にゆうおんじよう)陀羅尼」この陀羅尼を得ば、一切の言葉を聞いても喜び怒りを起さず、罵されても心の平静を失わない。
これを三陀羅尼という。
《『遺文辞典』教学篇「三陀羅尼」の項》

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