にったい
(一六七〇-一七三三)
京都要法寺系の学匠で、常照院と号す。
洛中円教坊に住していたと伝えられる。
要法寺の本住院日眷(-一七二七)の時代に、日体は日眷の造像説を批議して宗祖本仏論を強調した。
そのため日体は異端邪説として元禄一五年(一七〇二)要法寺より追放されたが、九条に住本寺を創して根本日蓮宗なるものを提唱した。
日体の門下には事行日忍(一七〇八-七三)がある。
著書に『根本日蓮宗旨名目』三巻、『根本日蓮宗雑問答』六巻、『種説本尊異目』一巻がある。
なお、『種説本尊異目』は『根本日蓮宗旨名目』中より種脱本尊異目に関する部分だけに別題したものである。
《執行海秀『日蓮宗教学史》