にいけし
日蓮聖人の檀越。
遠江国浜名郡(現、静岡県湖西市)新池に住んだ武士と伝える。
鎌倉に在住していた折、日蓮聖人の檀越金原法橋と医術を通して親交を結び、金原法橋の話から初めて日蓮聖人のことを聞き、身延山に参詣して教化を受けて門弟になった。
新池左衛門尉といい、その妻も落髪して尼になったと伝承されている。
弘安二年(一二七九)亡き子の供養のため米三石を贈り、自ら身延山を訪れて日蓮聖人とも対面した。
日蓮聖人から『新池殿御消息』『新池御書』の二篇が送られている。
《『本化別頭仏祖統紀』、『遺文辞典』歴史篇「新池」の項、『昭和新修』別巻「新池氏 附新池尼」の項》