妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

擣簁和合

とうしわごう #2303

擣簁和合

とうしわごう

擣はつきかためる、きねでっくという意。
簁はふるいでふるいわけるという意。
和合はやわらぎ合う、調和する、調合するの意。
法華経寿量品の良医の譬に出づ。
ち良医が旅に出て不在の間に、子供達は誤って毒薬を飲み、非常な苦しみにおそわれた。その時父が帰宅したので、子供達は大喜びして、救ってくれることを願った。良医たる父はさっそく薬方を案じ、最・最良の薬を調合して子供達に与えたという。
日蓮聖人は、父たる良医(教主釈尊)が調合した最高最善の良薬とは「妙法蓮華経の五字」であるとし、失心の子(末代凡夫)がこの薬を服すること(受持)により、救済されたと釈し、題目受持を勧奨する(『観心本尊抄』等)。
《『遺文辞典』教学篇「擣簁和合」の項》

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