妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

戒本

かいほん #2238

戒本

かいほん

梵語pra ̄timoksaの漢訳。 波羅提木叉と音写。 別解脱とも訳される。
比丘比丘尼が守り、受持すべき禁の条目を集めて箇条書にしたもの。
四分・五分・十誦等の律典は、これらのの条文を詳説し、註釈を加えたものに外ならない。
の条文は、律典等の記載項の根本に当ることから、戒本という。
大乗戒の戒本には『地持論』より抽出した曇無讖訳の「菩薩戒本」と『瑜伽論』より抽出した玄奘訳の「菩薩戒本」等があるが、特に『梵網経』下巻は十重四十八軽戒の条文が説示されていることから、同経下巻を「菩薩戒本」ともよぶ。
『広説仏教語大辞典』『岩波仏教辞典』「戒本」の項

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