ごえんぎ #2125
ごえんぎ
『万代亀鏡録』上所収。 仏性院日奥が慶長一四年(一六〇九)夏四五歳の時、流罪地対馬(長崎県)宮谷草庵において「信心の行者題目を唱るを人に勧むべきこと」を書して門弟信徒に与えた消息である。 「一代聖教の肝心は法華経、法華経の中の肝心は是れ題目なり。 故に因位の万行これ多しと雖も真実正覚の真因は只是れ妙法の題目なり」。題目の功徳は一切の女人悪人三悪四趣を嫌わずと雖も、謗法の者を救わずと教誡し、只偏に天下の諸人に妙法の首題を勧めて自他倶に一仏浄土の縁を結ばしめんと説いたのである。
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