妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

年行事

ねんぎょうじ #2009

年行事

ねんぎょうじ

とはを執り行うこと、転じて主としてを担当し、世話すること。
またそのことを掌る役をいう。
身延山における年行事は、それを勤める二〇の支院を二十跡といい、一年交代の輪番で舞楽を奉行した。
身延における舞楽は弘安四年(一二八一)の大坊落慶供養の砌に演じられた延年の舞に始まり、以来近世を通じて一〇月一二日の逮夜に、祖師堂前に設けられた舞台で、甲駿信三ヵ国の諸末寺及び満山大衆の来集の下で舞楽が演じられてきた。
その際、その年当番に当った年行事は、そのための稽古を始めとして、すべての責任を担ったのである。
ために二十跡は高く遇され、宿坊たる権利も有したのであるが、その負担もまた軽くなく責任も重かった。

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