ふきょうしようせいじょきそく
明治三六-七年(一九〇三-〇四)頃、当時の日蓮宗が設けた布教師を養成する機関と規則。
規則は一五条からなる。
その概要は、養成所は東京に置かれ、その目的は説教・演説の練習に励み、布教上に必要な学問、作法を攻究するものとした。
養成所の入学資格は大学林高等科卒業以上、もしくは元大檀林卒業生、またこれに等しい学力を有するものと認められたものに限った。
研修期間は九〇日と定められ、この養成所を卒業した者には一等布教師から五等布教師までの段階的な呼称を与えた。
なお、宗門が特別に派遣する特派布教師はこの養成所の卒業生に限られた。