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大日本日蓮主義青年団

だいにっぽんにちれんしゅぎせいねんだん #1338

大日本日蓮主義青年団

だいにっぽんにちれんしゅぎせいねんだん

本多日生に師事していた妹尾義郎(せのおぎろう)が、大正八年(一九一九)一一月五日、同志と共に結成した団体。
沈滞した当の既成宗団に疑問を持ち、活発な在家集団として「若人たたざれば国あやうし」「無常より信愛へ」などのスローガンのもとに運動を展開し、青森、岡山、山形、甲府、福島、松本などの内地に支部をもつと共に、台湾や朝鮮にも会員が存在するに至った。
またその関誌『若人』(月刊)は、本宗の青年僧に多く読者を擁し、さまざまな影響を与えた。
とくに注目すべきことは、この団体が「今の世の思想問題も社会問題も、私どもをして山中で思いを静め研学にのみ没頭せしむべく余りに急を告げて居ます」(宣言)とあるように、当瀕発していた小作争議や労働争議の調停などにも積極的に取り組んだことである。
そうした社会体のなかから、妹尾は昭和六年(一九三一)、この組織を新興青年同盟へと発展させた。
《中濃篤「妹尾義郎」『近代日蓮教団の思想家』、『妹尾義郎日記』全七巻》

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