むそう #1305
むそう
(1)夢の中でみること。夢にみること。 (2)夢の中に神仏があらわれて教えを受けること。 (3)夢のような想像をえがくこと。空想。 日興書写『立正安国論』の裏に、日蓮聖人が文永九年(一二七二)一〇月二四日に書いた次の遺文がある。 「文永九年(太才壬申)十月廿四日の夜の夢想に云く、来年正月九日、蒙古治罰の為、相国より大小向ふべし等云云」(定六六〇頁)。 これは、その内容から『夢想御書』と呼ばれるものであるが、この「夢想」は(1)の意である。 《『遺文辞典』歴史篇「夢想」の項》
← 事典トップ