ひていほう
言説布教上の言説技法における「説得の演繹十法」の一つで、一般的事象や社会的思想を正法の立場より再吟味し、否定的な面を強く破折しながら、説得していく方法をいう。
これは古来より伝えられてきた日蓮宗独自の破邪折伏顕正の技法で、謗法や罪障に対しその根源を言及し、正法を強く表明する仕方である。
この場合、布教者の「口調」、「態度」、「間」が重要なポイントとなる。
また技法上、破折から顕正に移る布教内容はより高度化されたものでないと逆効果を生じさせる原因になってしまう恐れがある。
この点、教義や論理を十分にわきまえて、技法を用いなければならない。