侍者
侍者
じしゃ
師や長老、住職等につき随って諸用を弁ずる弟子のこと。
語源は妙法蓮華経、授学無学人記品第九に「阿難は、常に侍者となりて法蔵を護持し(略)」と説かれていることなどによるが、現今、本宗に於いていう侍者とは、大山の貫首等が法要の導師をつとめる際に、香盒その他をのせた三方をたずさえて随侍する役のことである。
なお、この役をつとめる者は、随身修行僧中の比較的若年で、あまり背丈の大きくない者が選ばれるのが常である。
なお、衣帯は白、もしくは水色の素絹、袈裟は鳳凰柄などの五条に袴着用というのがごく一般的であり、法要の種目によっては黒素絹に木蘭色五条という場合もある。
《『遺文辞典』歴史篇「侍者」の項》