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野傾禁談義

やけいきんだんぎ #5019

野傾禁談義

やけいきんだんぎ

浮世草子『風流三誌』のうち。
西沢一風作。
禁断日蓮義』をもじり、女色派(女道門)を浄土宗に、男色派(衆道門)を日蓮宗に見立てての勝劣談義を宗論に擬して展開する。
男色と女色との優劣を論じる趣向は古く仮名草子の『田夫物語』(寛永頃の作)などから見え、西鶴の『男色大鑑』以後多くの作品に取入れられているが、それを宗論に擬したのは一風の独創である。
江島其磧の『傾城禁短気』は書名も構想も「野傾禁談義」によったもの。

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