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禁談義

きんだんぎ #4329

禁談義

きんだんぎ

日蓮義と他宗義との宗論のこと。「禁断義」ともいう。承応三年(一六五四) 天台の真陽が日蓮義破折の書として『禁断日蓮義』を著し、寛文二年(一六六二)にはその抜抄『禁断日蓮義抜書』が出されて世に流布したが、それを契機として日蓮義と他宗義との宗論を「禁断義」あるいは「禁談義」と称するようになった。
折から文学界の流行書であった浮世草子の中にはこの「禁断義」の語を題に借りて、男色(衆道門=聖道門)と女色(女道門=浄土門)との勝劣を論義する趣向のものが作られた。
西沢一風の「野傾禁断義」(『風流三志』三ノ二)、江島其磧の『傾城禁短気』などがそれである。

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