妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

藁座

わらざ #4657

藁座

わらざ

建築用語。
稿座とも書く。
の回転軸を承けさせる木製の軸請で、金物もあるが、木製のものでも回転軸の入る穴及び軸は必ず鉄で覆ってある。
鎌倉時代の和様の藁座は金具だけのものが多く、唐様と天竺様では特殊形式の木製のものをつけるのが普通である。
室町代は前代の継承で猪目懸魚(けぎよ)のような形や木鼻(きばな)の背中合せのようなものが多い。
桃山・江戸代に入ると、あまりはっきり見えぬのに下端を特に飾ったもの、装飾以外何の役にもたたぬのに、長押の外面に藁座形のものを取付けたり「雲型」「瓜型」など異型のものも多く造られている。

← 事典トップ