れんちょうじ
東京都品川区に所在。
実相山と号す。
開山は千葉県興津妙覚寺第二世、誕生寺第三世の恵朝房日保(一二五八-一三三八)。
当山では中興の祖と仰いでいる池上本門寺第一二世仏乗院日惺(一五五〇-九八=二条関白照実の猶子)に、徳川家康は小田原攻めの際、伏敵の修法を命じた。
また家康は江戸城を築くに及んで池上に居住した。
このような関係から家康は日惺に対し、江戸府内に五ヵ所の停住の寺領地を与えた。
即ち興栄山朗惺寺、鎮護山善国寺、朗昌山蓮久寺、真立山正覚寺、実相山蓮長寺がそれである。
当山はすでに開創されていたので、寺領を増したにとどまる。