妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

臣供養・主祈祷

しんくよう・しゅきとう #4546

臣供養・主祈祷

しんくよう・しゅきとう

主人・師匠・親等になり変って供養し、その安泰を祈念すること。
聖人の『崇峻天皇御書』には、四条金吾頼基が主人の江馬光時に法華経の大善を薦めて不興を買い、その上、三位房と竜象房との桑ケ谷間答に連座して苦境に立ったことがあったが、たまたまその時主人の江馬入道がはやりの疫に罹ってしまったという報せをうけて「さてはなによりも上の御いたはりなげき入って候。 たとひ上は御信用なき様には候へども、との(殿)其内にをはして、其御恩のかげにて法華経をやしなひまいらせ給ひ候へば、偏に上の御祈とぞなり候らん」(定一三九〇頁)といわれ『浄蓮房御書』には「浄蓮上人の所持の法華経いかでか彼の故聖霊の功徳とならざるべき」(定一〇七八頁)といわれ、念仏者であった浄蓮上人の父も、浄蓮上人の法華信仰で必ず救われるであろうといわれている。
《『修験故事便覧』》

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