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経王御前

きょうおうごぜん #4444

経王御前

きょうおうごぜん

遺文経王御前御書』『経王殿御返事』等に出てくる聖人門下の人名。
古来より異説が多く、その伝は詳らかではない。 『高祖年譜攷異』には四条金吾頼基の男子とされている。 この説が現在一番有力のようである。
文永九年(一二七二)男児を出産した四条氏に祝いの手紙を送ったのが前の『経王御前御書』で、「経王」の名前は聖人自らつけたものといわれる。
しかし経王を女子とみる『録外考文』の説もあり、『祖書証議論』には印東祐信の子、後の越前公なりといい、『門葉縁起』には平賀忠治の子で後の日像とする等、確定してはいない。
ただこれらの説は根拠が薄く、四条男子説が一番説得力がある。
《『遺文辞典』歴史篇「経王御前」の項、『昭和新修』別巻「経王御前」の項》

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