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五十展転

ごじゅうてんでん #427

五十展転

ごじゅうてんでん

法華経随喜品に説く。
えを聴聞し随喜したものが自分の力に応じて語り伝えると、それを聞いた人が更に他の人に伝える。 このようにして次へ次へと第五〇人目の人にまで及んだとする。 このようにして展転したときの五〇人目の人の聞経随喜の功徳を説くゆえに五十展転という。
『唱法華題目鈔』には、この随喜品の五十展転は、法華経の真意をよく知らない人がこの経は智慧の勝れた上根上智の人のためのものであると説くのを恐れて、末代の智慧の低い下根下智の者がわずかに一念随喜した功徳でさえも、法華以前の四十余年の諸経を修行する聖者の功徳に勝れていることを顕そうとして説かれたものである(定一九〇頁)と示されている。
《『遺文辞典』教学篇「五十展転」の項、『日蓮辞典』「五十展転」の項》

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