にちれんしょうにんいちだいずえ #2951
にちれんしょうにんいちだいずえ
中村経年著、葛飾為斎画による日蓮聖人の伝記。 安政五年(一八五八)刊、六巻。 日潮『本化別頭仏祖統紀』に依拠しつつ、その漢文体の難解な表現をかな付の和文に改め、また葛飾北斎の門入為斎の画を附して通俗平易な祖師の一代記に仕立ている。 著者中村経年(一七九五-一八六二)は在俗の日蓮宗信者であり、近世後期における庶民の祖師信仰の高まりが要請した典型的な祖師伝の一つである。 《冠賢一「近世における日蓮聖人伝の出版」『日本仏教』二七》
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