にちのう #2918
にちのう
(生没年未詳) 室町時代初期の人、尾張律師と号す。生国・俗姓未詳。 身延久遠寺七世上行院日叡の門下であるが、日親の『伝燈抄』は「上総藻原の日能」と伝える。 明徳元年(一三九〇)の七条法服着不着論に端を発した、日叡と中山日尊との抗争に身延の代官として列したが日叡の義謬りと知って日満の代官日伝と共に中山に帰伏した。 後に妙法房と改め、伊豆の伊東に弘通所を建立し「伊東の坊主」といわれた。 「問答に賢き人」「当家の明匠其時節の智者」とは『伝燈抄』に記すところである。
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