にっくう
(一六二五-九三)
京都の人。字を貞順、観樹院と号す。
天性鋭敏にして幼少より学を好み、京都妙顕寺一五世隆源院日延(後に身延二九世となる)の門に入り修学研鑽に励み、更に関東に遊学して、一時に義虎の誉を恣にし、中村檀林玄義の講主となり、請に応じて鶏冠井(かいで)、松ケ崎、求法院檀林等の化主となった。
妙覚寺に瑞世して、また中村檀林の化主となり、更に妙顕寺の一九世を継承するも、幾ならずして紫竹了権寺に退隠し、元禄六年一月二六日、六九歳をもって示寂した。
京都妙覚寺三〇世。
《『日本仏教人名辞典』「日空」の項》