下座入・口上座
下座入・口上座
げざいり・くちじょうざ
入堂法の一つで、まず下座の者から入堂し(下座入り)、礼盤の後でご本尊に一揖の後右側奥座、次に左側奥座と交互して、上座に至り、最後に導師が入堂する(口上座)のである。
(次頁に図示すると、第一図の如く整列し、初めに第10番式衆より発進し、次に9番、8番と次第して1番に及び、次に副導師乙位、甲位と続き、最後に導師がついて一列となり、本堂正面に向う。
本堂正面に到達したならば、第二図の如く、ご本尊に一揖の後順次所定の経席につく。
)
なお、この場合退堂の際は「上座起ち」と称して、入堂時とは逆に導師が真先に起ち(ついで副導師甲、乙と次第して)、最後に式衆の最下座が退堂するのである。
この入退堂法は庭儀を伴う落慶式、晋山式等には用いるとよい。
図版