妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日俒(小田原宗延寺)

にちごん #2449

日俒(小田原宗延寺)

にちごん

(-一五八四-)
小田原の報新山宗延寺開山三光院日精の弟子。
正一二年(一五八四)日精より宗延寺寺職を継ぐ。
正一八年豊臣秀吉の小田原城北条氏攻めをさけて祖像と経巻とを携えて江戸下谷にのがれる。
翌一九年徳川康の江戸城を築くに及んで日俒召されて下谷の地に報新山宗延寺を再興するを得る。
宗延寺は谷中瑞輪寺、下谷立寺と共に身延派の権輿、官命を得て宗門録所三上首となる。
のち日俒持せる祖像に霊威ありとされ、火災を恐れて建てた土蔵にこれを納めて読誦唱題の声たえなかったという。
また人集まりて市をなし、別に金殿を設け奉侍供養する人志をおこせば現身に饒益ありと伝える。
寿未詳。
《『本化別頭仏祖統紀』》

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