性霊集
性霊集
しょうりょうしゅう
一〇巻。
空海撰。
詳しくは『遍照発揮性霊集』という。
真済編集。
承和二年(八三五)ごろ。
『弘法大師全集』第一〇巻所収。
真済が空海の詩賦・表文・碑銘・願文・表白・尺牘等を集めて一○巻に編集した漢詩文集。
後に八・九・一〇巻の三巻が散失したが、済暹が承暦三年(一〇七九)に諸書より遺稿四七篇を集めて『続性霊集補闕集』を編集し、これを欠巻に当て一〇巻に調え直した。
現行の性霊集はこれによっている。
第一巻は漢詩、第二巻は碑銘、第三巻は漢詩、書翰、第四巻は上表文・上啓文、第五巻は在唐中の上啓文、書状、第六・七巻は願文、第八巻は願文、表白文、第九巻は書状、啓白文、第一〇巻は詩・讃文・書翰等で、合計一一一篇が収められている。
《『岩波仏教辞典』『国史大辞典』七巻「性霊集」の項》