ごなんき #2133
ごなんき
(賜京師信徒書)『万代亀鏡録』上所収。 仏性院日奥が慶長七年(一六〇二)壬寅三月八日配流三年目三八歳のとき対馬(長崎県)の配所において、文禄四年以来の法難を記して京都の信徒中に賜わった消息である。 文禄四年(一五九五)九月豊臣秀吉先祖菩提のため、東山方広寺大仏供養出仕の是非論に端を発した不受不施、受不施の法論から苦難の隠棲、慶長四年(一五九九)一一月大坂対論前後の情態を詳細に記し、流罪の身を悲嘆しながらも、一方では無上の法悦の感懐を吐露した法難記である。
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