妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

延命院日当

えんめいいんにっとう #2033

延命院日当

えんめいいんにっとう

歌舞伎。 河竹黙阿弥作。
江戸日暮里の日蓮宗延命院の住持、日道が女犯の罪で享和三年(一八〇三)一二月に処刑された件を脚色した歌舞伎作品『日月星(じつげつせい)享和政談』の通称である。
明治一一年(一八七六)一〇月に東京の新富座で初演された。
本作は久保田彦作が「仮名読新聞」に連載した『菊種(きくのたね)延命袋』を脚色した七幕二〇場の大作で、当の三大名優、団・菊・左の出演もあり大好評を博し、それ以後、何も上演されている。
次いで北村包彦作の『延命院日当』(大正一一年=一九二二=一二月有楽座、一三代目守田勘弥の日当)、川口松太郎作の『延命院日当』(昭和二二年=一九四七=一月帝国劇場、六代目尾上菊五郎の日当)、行友季風作の『延命院秘』(昭和二二年七月日本橋三越劇場、六代目市川寿美蔵の日当)などがある。

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