妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

天魔破旬

てんまはじゅん #1410

天魔破旬

てんまはじゅん

三界の中の欲界の頂上、他化自在天にいる第六天の魔王で、その名を破旬という。
欲界の主であり、人が仏道を行じて生死を脱し自分の配下からのがれることを恐れ、常に仏道を妨げ悪業をなさしめる存在。
その方法の一つとして「天魔破旬悪鬼等の身に入て人の善(よき)法門を破り」(『唱法華題目鈔』定一九六頁)とあるように、人の身に入り込み邪説を説かせて人々をたぶらかし、またおどしたりするという。
《『遺文辞典』歴史篇「天魔破旬」の項》

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