妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

天台ずり

てんだいずり #1389

天台ずり

てんだいずり

日蓮宗の教学・思想の中で、とくにその内容が天台宗学に傾斜していることを指す場合に用いる語。
「ずり」とは、「ずり掛ける」ということの略語と考えられ、両方を見定めて都合の良い方を取ろうとする意味である。
例えば室町期の日蓮宗の教学を見るとき、かなり中古天台の影響が大きいと考えられるが、これを評して「天台ずり」と表現することがある。
この語は近世になって用いられたものと考えられる。
《『日蓮辞典』「台家附順(たいけふじゅん)」の項》

リンク

← 事典トップ