妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

大虚庵(京都府京都市)

たいきょあん #1372

大虚庵(京都府京都市)

たいきょあん

京都市北区光悦寺の境内に所在。
本阿弥光悦康に請うて荒地を求め住居となし、太虚庵と号した。
の刀剣鑑定、研師のほか、書、画、茶道など芸術七道に精通し、一族縁者もまた関連職種を持ち、光悦を中心に芸術村を構成した。
特に光悦の書は寛永の三筆の一に加えられている。
また本阿弥は祖父清信以来熱烈な法華の外護者であった。
寛永一四年(一六三七)没し、この地に葬る。
明暦年中(一六五五-五七)由信、春継(知足庵精進日龍弟子)は太虚庵の脇に常題目堂を造り唱題す。
のち光悦の曽孫光伝は仏殿を建て、一二人の僧に終日読経唱題せしめたと伝える。
光悦終焉の太虚庵茶席はその後廃滅したが、大正四年(一九一五)再興し、常題目堂の趾に今は了寂軒茶席がある。
《元政『艸山集』、『光悦寺誌』》

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