妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

十五鬼

じゅうごき #919

十五鬼

じゅうごき

婦人にとりついて不妊、流産、死産などの障礙をなし、小児に傷害を与える一五の鬼神のこと。
『守護大千土経』『護諸童子陀羅尼呪経』等に説くが、両経では鬼神の形相、小児にとりついたときの相など一部異にするところがある。
なお『囉嚩拏経』に説く十二鬼女とも関連するところがある。
伝書にも「童子諸病を治す可」として、この十五鬼神の切紙相承がある。
一五の鬼神名とその形相を、『守護大千国土経』(岩本裕訳『聖典選』)よりあげる。
( )内は『童子経』の説。
マンジュカ=牛の形。
ムリガ・ラージャ=鹿(獅子)。
スカンダ=童子。
アパスマーラ=狼。
ムシュティカ=烏(大猿)。
マートリカー=山羊(羅刹女)。
ジャーミカ=馬。
カーミニ=驢馬(婦女)。
レーヴァティー=犬。
プータナ=おうむ。
マートリ・ナンダ=猫。
シャクニー=鳥。
カンタ・パーン=にわとり。
ムカマンディ=ふくろう(狐)。
アーランバー=うじ虫(蛇)。

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