こうとくじ
静岡県富士宮市に所在。
蓮華山と号す。
現在は興徳寺と称す。
六老僧白蓮阿闍梨日興が正応元年(一二八八)に身延離山後、祖父である駿河河合の由比家に寄住し、南条時光の懇請で芝川の地を教化している時、馬見塚の塚本源吾が帰依して当地に建立、日興を開山とした。
正応三年三月創立。
日興はこの後八月(あるいは一〇月)に、南条時光の住処(現在の下条村下之坊)の北方に当る大石が原に草庵を結んでいる(これが大石寺の基)。
『本化別頭仏祖統紀』に光徳寺とあるが、興徳寺となった由来は不明である。
《『本化別頭仏祖統紀』二一六》