妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

仏教大辞典

ぶっきょうだいじてん #513

仏教大辞典

ぶっきょうだいじてん

一〇巻。 望月信亨(一八六九-一九四八)によって編集されたところから、望月(大)辞典ともいう。
明治三九年(一九〇六)に計画、第一巻アから順次出版されて第五巻ワの出版が昭和一一年(一九三六)である。 更に第六巻教大年表(仏陀降誕から昭和三八年まで)、第七巻索引と分布地図が出版された。 望月死後、補訂のために準備されてあったカードをもとに、昭和三〇年に三四七項目を含む第八巻増補、昭和三八年に一八〇〇項目を含む第九巻補遺Ⅰ、第十巻補遺Ⅱが出版された。
教術語はその語源から語義の変遷発達に至る過程を明らかにしなければ、その真の意味を知ることができず、菩薩乃至行・風俗は起源沿革を説明しなければ研究の用を満たすことができないとの由によって、この辞典では小項目列挙主義をとらず、大項目主義を採用している。 そのため、小項目は各巻の見出しに出てこないが、索引を利用することによって全体の内容から小項目が解されるようになっている。
小項目解のためには小さな辞典が便利であるが、全体の内容から小項目を把握すること、ならびに出典を知ることに関しては、現在これに勝るものはない。 但し、長期にわたって編纂増補されたため、索引も一-五巻、第八巻、第九・一〇巻の三部にそれぞれあり、全体を通しての総索引がないのが残念である。

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