妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

鏡忍

きょうにん #5062

鏡忍

きょうにん

日蓮聖人の弟子で、諱を日暁、字を鏡忍といい、文永元年(一二六四)一一月一一日、いわゆる小松原法難の際に討死したと伝えられる。
法難の状況を聖人は『南条兵衛七郎殿御書』に「今年も十一月十一日、安房国東條の松原と申す大路にして、申酉の時、数百人の念仏等にまちかけられ候て、日蓮は唯一人、十人ばかり、ものの要にあふものはわづかに三四人也(略)弟子一人は当座にうちとられ、二人は大事のてにて候」(定三二六-七頁)と記されているが、この法難の地に建てられたのが鏡忍寺で、鏡忍と同じく討死した工藤吉隆の遺児日隆は鏡忍日暁を開祖、父吉隆妙隆日玉を二祖に、そして自らは三祖となった。

リンク

← 事典トップ