経王寺(石川県金沢市)
経王寺(石川県金沢市)
きょうおうじ
石川県金沢市に所在。
壽福山と号す。
開基は前田利長。
開山は滝谷妙成寺一四世日淳(-一六一六)で慶長一〇年(一六〇五)に創建。
貞亨二年(一六八五)に記された「寺社由緒書上」によれば、壽福院(日淳の妹)は慶長一〇年越前(福井県)経王寺住職日淳の弟子養仙院を金沢へ召請、寺地を与え経王寺とし、壽福院の第十七回忌に利常が再建、日淳をもって開山とした、とある。
幼い浩妙院や光高らが病気の時は、養仙院を城中に呼び祈祷を行わせ、前田家の祈願所とした。当時は加賀・能登の日蓮宗の筆頭寺として、住職は本山妙成寺を兼務として明治五年(一八七二)まで続いた。
当寺には、加賀騒動の真如院(六代吉徳側室)の墓がある。