瑩山和尚清規
瑩山和尚清規
けいざんおしょうしんぎ
二巻。
『瑩山清規』とも称す。
永平寺第四世、総持寺の開山、瑩山紹瑾(一二六八-一三二五)の撰したもの。
曹洞宗の寺院で行う日々の勤行、月々の法会、年中行事に関する規則を詳細に記したものである。
ことに衆僧が集まって修する法会に配慮がなされている。
古来、曹洞宗では道元を高祖、瑩山を太祖といい、二者の定めた僧団の規範となるものを「永瑩二規」と称する。
道元の『永平清規』と瑩山の『瑩山清規』とは僧侶の生活様式と寺院の統制の方法を示したものとして、後世の曹洞宗門における清規の基となっている。
前者は修道者個人の威儀作法や教団の規矩・理想を述べたものに対し、後者はむしろ寺院を統制する場合の方法とか、法会を中心とする年中行事などに重点が置かれている。
《『国史大辞典』五巻「瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)」の項》