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演光寺(廃寺・紀伊国)

えんこうじ #4007

演光寺(廃寺・紀伊国)

えんこうじ

紀州和歌山に所在した。
慶安二年(一六四九)通玄院日演(一六一二-七八=若狭長源寺歴代)は、徳川頼宣の請により妹背山に住し、承応三年(一六五四)養珠寺の堂舎閣を改築して妹背山養珠寺第三世となる。
養珠寺に住すること十余年にして和歌浦甲崎に隠居所をかまえて隠栖、のち同所を寺となし、収心山演光寺と号した。
藩公より周囲六町の敷地と年々金二〇両を賜った。
日演は、演光寺において著述と『摩訶止観』等を説して弟子育成に尽すこと久しく、延宝六年(一六七八=また延宝三年寂とする説もある)同寺において寂したが、演光寺はのちいつしか衰え今は廃寺となる。

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