妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日陽(本覚院)

にちよう #3171

日陽(本覚院)

にちよう

(-一五八九)
本覚院と号す。名古屋市にある啓運山法華寺の第五世。
当寺は延徳年中(一四八九-九一)、織田の祈願所として織田常勝によって建立された寺院と伝え、代々織田一族の外護を受けていた。とくに日陽は織田信長と親しく、信長の岐阜城入城にともない、招かれて該地に寺地を与えられたという。現在の岐阜市にある法華寺がこれである。
また正七年(一五七九)の安土宗論ののち、本寺を始め諸大寺を破壊せんとする信長の苛酷な企てに際しては、自ら安土におもむき信長に謁し、死を賭してこの企てを諌めたと伝えられている。
信長はこの日陽の勇誠に感じ朱柄傘を送ったという。
慶長三年寂す。
《『日本仏人名辞典』「日陽」の項》

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