日統(境妙院)
日統(境妙院)
にっとう
(一六八五-一七四四)
境妙院と号す。
京都松崎山本涌寺第六七世の講主、千葉県市川市の今島山唱行寺第二八世。
寛保四年二月三日寂、寿六〇歳。
江戸時代の代表的な布教者の一人で、生涯に二万二四〇〇座説法の記録をもっている。
東京芝二本榎の正法山円真寺境内に、宝永元年(一七〇四)三四歳の時、供養塔を一基建立している。
それによると、一九歳から三四歳までの間に一万座の説法をしている。またここに「松崎山本涌寺六十七講主」と刻されている。
柏井の唱行寺歴代譜には、「寛保四年二月三日 説法二万二千四百座」とあって、寂年、世寿が判明する。
これらによると一九歳から入寂した六〇歳までの四一年間に、一日平均一座強の説法をしていたことになる。