げき #278
げき
上機に対する語。 修行して教えを聞いても教えを受ける器としては劣っている者。 高等な解行に耐えられない衆生。 『立正観抄』に「止観は上機のためにこれを説き、法華は下機のためにこれを説く」(定八四七頁)とある。 即ち止観は法華経よりも劣っているから、上機しか教えないのであり、功徳甚深にして勝れた法華経の教えは、難しい教えに耐えられない衆生をも救うことのできる良薬であるというのである。 《『遺文辞典』教学篇「下機」の項》
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