にちえつ
(一六四九-一七二六)
字は嘉伝(典)、本寿院と号す。
初め小栗栖檀林に学び、その能化真門日承の門下に名をつらね、慶安四年(一六五一)に本門宗雲州妙蓮寺七世となり、後に石州大田法華寺に隠居す。
日悦は要法寺日辰の祖述者で、その著述によれば、本隆寺日承、本門法蔵日隆、啓運日澄らに影響され、これら諸師の著書を引用したものが多い。
しかし、その意は日辰の要法寺系の立義を継承し祖述するためのものであった。
享保一一年二月一一日、七六歳で遷化。
著書に『木像造立是非』一巻、『見聞取捨抄』六一巻、『本迹破邪中答』五巻、『本門永異抄』三巻、『破伝顕真抄』一巻、『本門要法抄』一巻等がある。