妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

尼門跡

あまもんぜき #1889

尼門跡

あまもんぜき

比丘尼(女子)の住職する門跡寺院を指し、現在奈良県に圓照寺(臨済宗)一ヵ寺を存するのみ。
尼門跡は別の呼び名を比丘尼御所と称し御宮室(おみやしつ)及び御禅室(ごぜんしつ)の二つに分け、御宮室は皇女、王女または皇室御猶子たる女子の入室する寺院、御禅室は摂政関白家の女子またはその猶子たる女子の入室する寺院を指す。
日蓮宗に「尼門跡」はない。 村雲の名で知られている瑞龍寺に門跡の呼称はない。
この寺も他の寺(御宮室七ヵ寺・御禅室瑞龍寺を含む六ヵ寺)と共に明治維新以降「御由緒寺院」と称して門跡寺院(輪王寺ほか二三ヵ寺)と別である。
名称は由緒寺院なるも実質は門跡寺院と変らない待遇を受け明治九年(一八七六)以降寺門永続のため年金は今なお下賜されている。

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