ふるなのべん #1823
ふるなのべん
『主師親御書』(定四九頁)、『顕立正意抄』(定八四一頁)にある語で、富楼那の如き雄弁なことをいう。 富楼那とは釈尊の十大弟子中で、説法第一と称された人。 古来より布教者の手本となっている。 また五百弟子受記品では説法人中第一をもって法明如来と授記されている。 ただ具体的な富楼那の弁説については詳かでない。 宗門史上では、日遠の弟子智見院日暹(一五八六-一六四八)の弁才が有名であったところから、世の人は富楼那と称していたという。
← 事典トップ