妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

唯授一人

ゆいじゅいちにん #1079

唯授一人

ゆいじゅいちにん

唯授一人の相承をいう。
師から弟子の唯(ただ)一人にのみ法門が伝え授けられること。
日蓮聖人と日興に仮託される『御義口伝』に「秘すべし秘すべし。
唯授一人の相承なり。
口外すべからず」(定二七〇一頁)とある。
「口外すべからず」とあるように、やがて秘密の裡(うち)に唯授一人の儀式が行われるようになり、室町期になると日蓮門下の門流抗争に伴って秘事的な法門の発生をみ、口伝として唯授一人相承を以て多くの相承書が創作された。
《『遺文辞典』教学篇「唯授一人相承(ゆいじゅいちにんのそうじょう)」の項》

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