妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

長勝寺(神奈川県鎌倉市)

ちょうしょうじ #5069

長勝寺(神奈川県鎌倉市)

ちょうしょうじ

神奈川県鎌倉市に所在。
石井山と号す。
開基檀越石井長勝の名をとって山寺号とした。
建長五年(一二五三)の創建で、日蓮聖人の開山と伝える。
寺伝によれば、聖人が最初の配流地伊東から鎌倉へ帰られた際に、名越松葉谷の領主石井長勝が聖人に寄進し、聖人から本寺の名を賜ったと伝え、当山四世日静が京都に移し、その跡を石井長勝の徳をしのんで、その名をとって山寺号としたという。
長勝寺は日親の『伝燈抄』にいう本勝寺のことではなかろうか。
本勝寺は日朗の弟子摩訶一日印によって永仁年間に建立開創されたのであり、開山に日蓮聖人を仰ぎ、二祖に日朗、四世日静の京都進出に伴って本勝寺を京都に移し、本寺(現在の大本山本寺)と改称したと伝える。
「長」と「本」は草体の字はよく似ており、転写のに「長」を「本」としたものではないかと思われる。
《『日蓮聖人典』(雄山閣)「神奈川」の項》

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