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結界

けっかい #4450

結界

けっかい

一定の地域を特定の作法によって結約することをいう。
四分律刪補随喜羯磨』巻上の示すところによれば、摂僧界(布薩説戒を行うためには、本来は比丘全てが一処に会すべきであるが、実際には不可能なことなので、一定の地域を限ってその地域内の各所で行うようにするため)、摂衣界(比丘は止宿する時三衣をお常に持していなければならないが、他行病気などの際には、この戒を犯すことになるので、この界を結して罪にならないようにしたもの)、摂食界(比丘が食物に関して戒を犯さないようにするため)の三種の結界が挙げられているが、これらは、すべて比丘の戒律と関わるもので、我々の法儀とは直接的にはつながらないが、本堂の内陣と外陣の境を木柵によって区切るという方法は、摂僧界の転化であるという。
また、地鎮式などの際、笹竹を四方に立てて浄縄を張りめぐらし、幣束を吊して祭壇を設ける方法も、魔障、不浄を近寄らせないための結界である。
『岩波教辞典』「結界」の項

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