かんち #4073
かんち
ghaṇṭāの音写で鐘、磬打木、声鳴などと意訳されているもので、「けんち」とも言う。 インドに於ける「かんち」はおよそ、二(メートル)程の中空の円筒形で中央が細くなった鼓の胴のような物で、それを木の桴(ばち)で打って音を出すもののことで、原始教団では僧衆の起居の合図などに用いられていたという。 その後、こうした合図の鳴らしものとして梵鐘、半鐘、板木(ばんぎ)なども使われるようになり、本来の「かんち」のみならず、寺院で使用する法具の内で、打ち鳴らす物すべてを指す語となった。
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