ほんこくじ
山梨県南巨摩郡に所在。
長栄山と号す。
下山を領していた下山兵庫五郎光基の子因幡房日永は初め念仏者であったが、旧友最蓮房が日蓮聖人を慕って登山してきた折、共に御草庵に赴き、聖人の教化に浴した。
やがて聖人が日永に代って草した『下山御消息』を機縁として光基も聖人に帰依し、ここに最蓮房を開山、光基が開基、因幡房日永を二世とする本国寺が創建されたという。
最蓮房の所伝については諸説があるが、延慶元年(一三〇八)四月一八日この地に没したともいう。
日蓮聖人手植えの伝があるお葉つき銀杏がある。