中台谷
中台谷
なかだいさく
飯高檀林中台谷のこと。
飯高檀林では寛永年間(一六二四-四四)、学徒指導の一方法として指南頭の制が設けられ、上位のものが下位の学徒五-七人宛、おのおの分担して指導し、それを総括する指南頭がおかれた。
円是院日耀は最初の指南頭となり、その門下は飯高中台谷の地に学寮竜眠庵を創した。
ここに日耀を谷頭とし、その学徳を慕う多くの学徒が集まったが、これを中台谷という。
これに対し寿量院日祐を谷頭とする城下谷向城庵が元和九年(一六二三)に、寂遠院日通の松和田谷松和軒(しょうわけん)が寛文二年(一六六二)に築かれ、ここに三谷が生じた。
三谷はそこに集まった学徒により、それぞれ学系(法類)が形成された。